カメラ+ハウジングの次に買うべき「ライト」・カメラ編

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カメラの次に買うべきは「ライト」だと思う理由

水中写真を始めたばかりの人に「次に何を買えばいい?」と聞かれると、多くのインストラクターは「レンズ」と答えるかもしれません。
でも、僕はあえて言いたい。
レンズよりも先に「ライト」を買うべきだと。


水中では光がすぐに消える

海の中は、深く潜るほどに光が吸収されていきます。
赤、オレンジ、黄色の順に色が消えて、青っぽい世界になってしまう。
どんなに良いカメラを使っても、光がなければ“青一色”の写真になってしまうのです。

ライトがあるだけで、サンゴの赤、魚の黄色、海藻の緑が戻ってきます。
「ライトを当てた瞬間、海の中が急にカラフルになった!」という感動を、一度でも味わうと手放せなくなります。


レンズよりライトが優先な理由

① 光がないとピントも合わない

暗い場所ではオートフォーカスが迷います。ライトを当てるだけでピントが速く、正確に合うようになります。

② ワイドもマクロも“光”で変わる

ライトはどんなシーンでも使えます。
魚の表情を撮るマクロでも、地形のシルエットを撮るワイドでも、光の向きと強さで雰囲気がまったく変わります。

③ ライトは安全装備にもなる

ナイトダイブだけでなく、昼間でも暗い岩の下やトンネルに入るときにライトが役立ちます。
写真だけでなく、安全面でも持っておいて損はありません。


実際に使ってみて感じたこと

僕自身、最初はレンズを買おうか迷っていました。
でもライトを使い始めてから、写真が一気に変わった。
「ライトの角度を少し変えるだけで、魚の目が生き生きする」
「影を作ることで立体感が出る」
そんなことに気づいて、水中写真が何倍も楽しくなりました。


まとめ:光が“写真の命”

もちろん、将来的にレンズをそろえるのも楽しいです。
でもまずは、「光を操る」ことを覚えるのがおすすめ。
ライトがあれば、水中写真の世界が一気に広がります。


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